今から1000年以上前に、色んな身分の人間達が詠んだ歌4500首以上集めて本を作った。
これがボクのいる日本という国に存在する一番古い歌の本「万葉集」。
アトムをなでている白いおヒゲの紳士は、
水神之森の常連さんの「榊さん。」
榊さんは、万葉集で詠われた情景を写真に撮りたいと色んな場所へと足を運んで、そんな撮影の旅で出会ったのが、水神之森だったんだ。
朽網山夕居る雲の薄れ去なば
われは恋ひむな君が目を欲り 作者不詳 第十一・二六七四
この歌は、夕方久住山にかかっていた雲が薄れていくのをみながら離れた恋人のことを思う歌。
言葉を表現できる人間って素晴らしいワン
この歌の写真を撮るために、お友達の勧めで長湯一の景色を眺める事ができる水神之森にやってきたんだって。
あれから無事に61枚の撮影した写真は「万葉のこころ」という本になって出版。
水神之森にも置いてあるのでごらんくださ〜い
九州国立博物館でも写真展があったんだよ。
暖炉の前で次回撮りたいものについてボクの通訳さんに語る榊さん。
なんと今度は中国にある沢山の石橋が撮りたいそうなんだ。
それも石橋は、観光客が絶対行かない山の中にある。場所もわからず探しあてる旅。
2月に一人で出発するって言ってたけど、大丈夫かなぁ〜。
無事に帰ってきて沢山のお土産話を待ってま〜す。 ボクにはお土産もね
2009年12月23日
万葉のこころ だワン
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