ちょっと前だけど5月の出来事。
素敵なご夫婦が温泉にやってきた。
そのダンナさんは、ボクの通訳さんが
「今度新しく掘削した温泉は、長湯温泉でも珍しい成分なので一度温泉に入りに来てください。」とコンタクトしていた人だった。
その人の名前は、松田忠徳教授。
モンゴルと温泉に詳しくテレビにも登場する人だった。
いつも時間に追われている松田教授。
やっぱり慌ただしく温泉へ。
「あ〜疲れていたので、すっかり疲れがとれました。」とリラックス顔。
その後ずいぶん遅れて出てきた松田教授の奥さん。
「あ〜本当にいい温泉ね。」
そう!この人が今日ボクの話をしたかった人。
彼女は、モンゴルというとても遠い国から日本にお嫁さんに来た。
「モンゴルではご近所さんもみんな自分の事のように心配したりする。」
彼女とボクの通訳さんは、なぜかとても気が合った。
モンゴルの事・自然の事
色んな事を二人は短い時間で会話がとても弾んでいた。
彼女は「私はおばあちゃんに育てられて沢山の事を学んだ」と言っていた。
そう言えば
ボクの通訳さんもおばあちゃんに育てられた。
そっか!二人ともおばあちゃん子なんだ。
昔の人から色んな話を聞く。
それは、生きていく上でとても大切な事だったりする。
今は核家族って言われるほど、おばあちゃん達と話す機会さえないよね。
ボクもこれから、年上の人の話に耳
を傾けなくっちゃね。
「今度はぜひ水神之森にお泊りしたいわ。ココはとても素敵な場所ね」
彼女はそう言って鹿児島に向かった。
今度松田教授の奥さんが来た時は、またいっぱい色んな話ができるね。
楽しみだね ボクの通訳さん